Tips1 テーマの探し方

何故レポートを課すのか?

皆さんがレポート課題に取り組むにあたり、苦労するのはどのようなことでしょうか?大きく、次の二つではないかと思います。一つは「テーマ探し」、そしてもう一つは、そのテーマについて「どのような構成・視点で何を書くか」といったこと。そこで、この書き方TIPSの1では、前者の「テーマ探し」についてとりあげて、後者の「書き方」についてはTIPS2や4で具体的に紹介したいと思います


皆さんは、講義やゼミでレポート課題を出す目的は何だと思いますか? 講義や教授によって若干思いは異なる場合があるかもしれません。ですが、多くの場合、レポート課題を出す目的は、「講義や演習等をどの程度理解したのかを知り、更に自分なりに勉強してもらうことで、その成果を基に評点(成績)をつけること」にあります。

ですから、出題された課題に対して、きちんと答になるようなレポートを書くことがまず大事です。レポートに関して出題の問題文がある場合、それをじっくり読み返しましょう。どのような意図で、何について論じることを期待されているのか、それを汲み取ることからスタートします。

100人中99人が指摘するテーマ選択の留意点

さて、具体的なテーマの選択ですが、これはレポートで出される課題がどの程度具体的なのか、抽象的なのかにもよると思います。皆さんが悩むのは、課題が抽象的で広い場合だと思います。そのような場合のテーマ選択についてポイントを紹介しましょう。

レポートや論文・卒業論文を指導する教授に「テーマ選択」についてその留意点を聞くと100人中、99人が指摘する事があるそうです。それは、「テーマは小さく具体的なものを選ぶ」ということです。

例えば、「情報技術の進歩が日本社会をどう変えたか」といったテーマは、大きすぎて抽象度が高いテーマの典型例です。これでは、何について書けばよいのか見えませんし、範囲も広すぎて、結論に行き着くために膨大な時間を費やすことになるでしょう。そして、結局、論点もぼやけてしまうことが予想されます。