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カテゴリ:
社会学 > 日本・日本人
大学所在地:
東京
枚数:
7ページ
ポイント:
400ポイント
登録日:
2010-03-12
資料作成時期:
2006年6月
登録ユーザ:
mikky523
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1
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講義科目名
社会学
与えられたテーマ・課題
現代社会の社会生活の中で経験される社会的格差、社会的不平等、社会的不公平などの具体的事例をひとつ挙げ、それについて、階級・階層論的視点から論じなさい。
目次
はじめに/第1 本レポートにおける階級・階層論的視点について/第2 具体的事例の考察/第3 上記第2における大衆教育社会での「機会の平等」と「階層の再生産」/
本文からの抜粋
以上の考察から若干の私見を試みたい。一貫して大衆教育心理の拠り所ともされてきた平等主義が、「身分」から「機会」への歴史的変遷を経て教育をどれほど拡大させても、「結果」の視点に立ち返る時、やはり個人の所属階層の高低が、次世代において産出される新たな差異の根底にある事が改めて認識されるように思う。この意味において、社会階層の再生産と高等教育機関としての大学の役割を捉え直すならば、大学間格差は社会の平等化に寄与するよりも、不平等を再生産する要素が大きい、とする考察も否めないように思われる。そして、大衆教育心理の常識として、階層間格差が教育機会に起因すると考える事は、それ自体が「差別」にあたるとして軽視されてきた事が一つの原因ではないだろうかと、私は考える。これに関しては苅谷教授が指摘されている、「学校が階層の再生産に果たしている役割についてはこれまで殆ど問題視されてこなかった実情」(苅谷 日 118頁)からも充分推測でき得ると思われる。そして、大学間格差を、教育全体と階層間格差が段階的に構築する「作為」の現象として、よりマクロな視点からみるならば、教育における不平等の拡大再生産は世代を超える現象である事が読み取れるのではないだろうか。つまり、過去から遡って蓄積されてきた機会や資源の差異こそが、現在の「教育」を媒介にして新たな格差を生じさせ、それが未来においても再度拡大され、伝達される作用を基礎に持つものであると私は考える。
参考文献
日本社会学会編集委員会編『現代社会学入門』有斐閣双書 1976年
苅谷剛彦『階層化日本と教育危機』有信堂高文社 2001年
苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』中公新書 1995年
宮島 喬 著『文化と不平等』有斐閣 1999年
横山寧夫『社会学』慶應義塾大学出版社 1979年
評価
A(良)
オリジナリティ・特徴
現代の日本に見られる階層・階級論的差別を「教育差別」の視点から考察する。具体的なデータや現象を機軸に論旨を構成しており、全体的に詳細な内容となっている。
キーワード
階級・階層,社会的不平等,差別,教育格差,教育学

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