>>戻る債権者代位権・詐害行為取消権(債権者取消権)

カテゴリ:
法学 > 民法・民事訴訟法
大学所在地:
東京
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5ページ
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450ポイント
登録日:
2010-03-12
資料作成時期:
2007年4月
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mikky523
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講義科目名
債権総論
与えられたテーマ・課題
責任財産保全のための制度である債権者代位権と詐害行為取消権(債権者取消権)について、その共通点・相違点をまとめ、効果論の面で共通する課題を指摘しなさい。
目次
1はじめに/2両制度の要件について/3 両制度の効果と効果論の面で共通する課題⑵ 詐害行為取消権の効果と両制度の効果論における共通の課題
本文からの抜粋
取消の効果について民法425条は、「すべての債権者の利益のために」効力を生ずると規定し、制度の目的も「総債権者の共同担保の保全」⑸のためであるとしている。この制度趣旨は、先述した債権者代位制度と共通である。ただ、425条は、比較法的に特異な規定であることに加え、手続法不備のため、現実の機能において同条の趣旨が十分生かされているかについては、債権者代位制度でみた課題と同様に疑問があるとされる⑹。
 この点につき判例は、取消の効果は、逸脱した財産を回復するに必要かつ十分な範囲において相対的にのみ生ずるから、債務者に当事者適格はないとし、取消債権者とその相手方の間でのみ取消の効果を生ずるとしている(大判明44.3.24民録17.117)。この取消の相対的効力を主張する判例理論と、425条の趣旨との関係において以下のような課題が顕著になる。
参考文献
課題1の注釈
⑴参照 野村豊弘『有斐閣Sシリーズ民法Ⅲ 第3版』94頁・95頁
⑵参照 池田真朗『テキスト』68頁・85頁、野村『Sシリーズ』102頁、『新訂 民法概説 三訂補訂版』179頁
⑶参照 池田『テキスト』68頁・84頁、野村『Sシリーズ』80頁・100頁
⑷参照 池田『テキスト』76頁、S82頁
⑸引用 森田修『民法判例百選Ⅱ 第5版』38頁
⑹参照 野村『Sシリーズ』103頁、『新訂 民法概説 三訂補訂版』179頁、野村豊弘『分析と展開』58頁
⑺参照 池田『テキスト』86頁、野村『Sシリーズ』103頁
⑻参照 野村『Sシリーズ』81頁、野村『分析と展開』59頁、内田貴『民法Ⅲ 第3版』329頁
評価
A(良)
オリジナリティ・特徴
債権者取消権と詐害行為取消権について各々の要件・効果の比較検討を機軸に、両制度の趣旨や共通する課題を抽出した。判例も随所に参考にし詳細にまとめてある。
キーワード
債権者取消権,詐害行為取消権,責任財産保全,債権保全,被代位権利

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